印象を着飾るスーツの選び方! ~組み合わせ編~

スーツ

皆さんこんにちは!

これまで三回に渡り、スーツを選ぶための基礎知識を紹介してきました。

1回目は歴史の変遷に合わせてスーツにどの様なデザインが求められたかを、

2回目はジャケットの各部位の種類が与えるイメージの違いを、

3回目はスラックスの各部位と、記事の種類が与えるイメージの違いを。

また、スーツのほかにもワイシャツの歴史や、カバンの選び方も紹介しました。

スーツは社会人の戦闘服と言われますが、その戦闘服の印象に飲まれるのでなく、 自身が相手に感じて欲しい印象や、自分の印象に合わせたスーツを選んで着てみましょう。

お洒落なデザインのスーツを着飾るのでなく、スーツのデザインを通してお洒落さや印象を着飾りましょう

フレッシュさや若々しさを演出したい人

若さや清涼感を演出したい人におすすめのスーツの組み合わせは以下の通りです。

第一候補第二候補
目指すべき年代2010s1960s
襟元スリムノッチドラペルノッチドラペル
フロントボタン二つボタン段返し
袖口ボタン狭目
スリットセンターベントセンターベント
タックノータックワンタック
絞りテーパードストレート
裾元シングル
生地無地ピンストライプ
寒色系暗色系
  • 年代・・・最近の2010年代以降のスリムなスーツデザインや、1960年代のスタイリッシュなスーツをイメージしましょう。細身のシルエットは安心感こそ薄めてしまうものの、若々しさや清潔感を演出するのに理想的です。
  • 襟元・・・フレッシュさを感じさせるにはあまり尖った印象や丸みのある印象を与えるラペルを選ばず、オールマイティで万人受けのいいデザインのノッチドのラペルを選びましょう。シルエットに合わせてラペルはナロータイプのスリムノッチドにすると尚良いでしょう。
  • フロントボタン・・・フロントボタンはシルエットに合わせて視線に膨らみを持たせず、垂直方向に誘導できる二つボタンや段返しを選びましょう。
  • 袖口ボタン・・・袖口ボタンは狭目のものを選ぶことでさりげない落ち着きを演出しましょう。数はあまり多くない方がよいでしょう。
  • スリット・・・スリットはシルエットに合わせたセンターベントに。
  • タック・・・タックはノータックかワンタックのスラックスにすることで視線の広がりを防止します。
  • 絞り・・・絞りはもちろんテーラードにして細身の方がいいですが、もともと体格が細めの人はウエスト周り次第でストレートを選び、実直さを演出するのも魅力的です。
  • 裾元・・・裾元は全体的な縦方向の視線誘導を阻害しないシングル
  • 生地・・・生地はシンプルな無地や、清潔感と快活さを与えるピンストライプがオススメでしょう。
  • 色・・・色はネイビーやブルーの寒色系や、グレーやダークグレーの暗色系で清涼感や爽やかさ、シンプルさを演出しましょう。

落ち着きを演出したい人

営業などの接客で落ち着きを売りにしたい人におすすめの組み合わせは以下の通りです。

第一候補第二候補
目指すべき年代1930s1920s
襟元ノッチドラペルピークドラペル
フロントボタン二つボタン三つボタン
袖口ボタン広目狭目
スリットセンターベントサイドベンツ
タックワンタックノータック
絞りストレートテーパード
裾元シングルダブル
生地チェック無地
寒色明色
  • 年代・・・1920-30年代頃の正装としての側面の強いスーツデザインをイメージすると落ち着きを演出できるでしょう。しかし固くなりすぎても困るので他の部位で柔らかさも演出します。
  • 襟元・・・襟元は良い意味で個性の強くないノッチドラペルを。もしくはあえてピークドラペルを持ってくることで顔の周りに広がりを持たせ、落ち着きを演出しましょう。
  • フロントボタン・・・広めの襟元とダブルボタンを合わせると少し硬く強い印象になるため、 フロントボタンはシンプルな二つボタンや三つボタンに。
  • 袖口ボタン・・・袖口のボタンには落ち着きのある広めのボタンを。ほかのパーツで落ち着きすぎる場合には、狭めにボタンをつけることでベテラン感の演出もいいでしょう。
  • スリット・・・スリットはノーマルなセンターベンツがいいですが、袖口ボタン同様ほかの個性が弱すぎればサイドベンツもいいでしょう。
  • タック・・・タックはワンタックで見た目からくる余裕を取り入れます。絞りをシングルにすることで野暮ったくなる場合にはノータックもいいでしょう。
  • 絞り・・・視覚的にも視線の動きが少ないシルエットにしたいので、絞りはストレートに。ジャケットの襟やボタンの組み合わせ次第ではスラックスをテーパードにするのも有りです。
  • 裾元・・・裾元はシンプルにシングル。30歳以上の方で落ち着きをさらに取り入れたい場合はダブルもいいでしょう。その場合は絞りはストレートを選びましょう。
  • 生地・・・生地は目が細かく、パーツの演出を邪魔しないチェックや無地を取り入れるのがベターです。
  • 色・・・落ち着いたカラーイメージを取り入れるために空色などの寒色系や、ライトブラウンやベージュ、ライトグレーなどの明色でイメージに統一感を出しましょう。

スマートさを演出したい人

スマートに仕事のできる印象を見せたい人におすすめの組み合わせです。

第一候補第二候補
目指すべき年代1930s2010s
襟元ピークドラペルスリム・セミノッチド
フロントボタンダブル
袖口ボタン狭目
スリットセンターベント
タックノータック
絞りテーパードストレート
裾元シングルダブル
生地無地チョークドストライプ
暗色系寒色系
  • 年代・・・年代はスマートさと落ち着きに加え、正装の側面も強かった1930年頃のスーツをイメージしましょう。2010年以降のスーツもいいですが、あまり細身すぎてスマートさを欠いてしまわない様に注意しましょう。
  • 襟元・・・顔のすぐ近くの襟元には、視線が横に広がるピークドラペルを。もしくはナロータイプのセミノッチドを持ってきてスマートさと落ち着きを演出しましょう。
  • フロントボタン・・・フロントボタンは視線に広がりを持たせるためにダブルボタンを持ってきて頼れる印象を与えましょう。
  • 袖口ボタン・・・袖口ボタンは落ち着きよりもベテラン感を演出する狭めのボタンの誂えます。
  • スリット・・・スリットはシンプルにセンターベントを。
  • タック・・・腰元のタックはタイトなノータックにして、仕事にもタイトな印象を演出します。
  • 絞り・・・ノータックを選ぶ理由と同様にテーパードでタイトさを。もしくは真っ直ぐさを感じさせるストレートスラックスに。
  • 裾元・・・裾元はシングルで問題ないで19すが、スラックスをストレートにするならダブルもいいでしょう。
  • 生地・・・生地は無地やストライプの系統で各パーツの持つデザインを保ちます。
  • 色・・・膨らみのないスリムな印象を与える暗色や寒色の系統がいいでしょう。

温かさを演出したい人

人柄や人情を大事にしたい人におすすめの組み合わせです。

第一候補第二候補
目指すべき年代1920s1940s
襟元ノッチドラペルフィッシュマウス
フロントボタン三つボタンダブルボタン
袖口ボタン広め
スリットサイドベンツ
タックツータックワンタック
絞りストレート
裾元ダブルシングル
生地チェック無地
暖色明色
  • 年代・・・温かみを出すためには落ち着きのある1930年代のデザインと、1940年代の頼れる男性のデザインを混ぜたスーツをイメージするといいでしょう。
  • 襟元・・・襟元は大人らしい落ち着きを与えるノッチドラペルや、丸みから柔らかさを印象付けるフィッシュマウスがおすすめです。
  • フロントボタン・・・体中央に位置するフロントボタンは、スリムさとは対極の位置にある三つボタンやダブルボタンを誂えて安心感を身にまといましょう。
  • 袖口ボタン・・・袖口のボタンは広めで落ち着きを与えましょう。その際ボタンの数は少なめにしましょう。
  • スリット・・・スリットはサイドベンツでどっしりと穏やかな印象を演出します。
  • タック・・・タックをつけることで余裕を身にまとい、視覚的な抱擁力を与えましょう。
  • 絞り・・・テーパードはスマートさの演出には有効ですが、タイトさも与えてしまうため、ストレートをチョイスします。
  • 裾元・・・裾元は水平方向に視線を誘導できるダブルを持ってきましょう。大きなものを見るときの水平方向への視線の動きは、心理的に頼りがいや安心感を与えます。
  • 生地・・・生地は少しカジュアルな印象を持たせるチェックや、明るめの無地を選びましょう。
  • 色・・・ベージュやライトグレーの暖色や明色で視覚的な温かさを演出しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

イメージに合わせるだけである程度選ぶべきパーツの種類が決まってきました。

そのもののデザインがかっこいいスーツも魅力的ですが、 着ることでイメージが完成されるスーツというのもとても魅力的ですね!

是非、なりたい・見せたい自分に合わせたスーツを作ってみてください。

それでは!

コメント

  1. […] 次回はイメージに合わせたスーツの組み合わせ例を書いていきます! […]

  2. […] 最終回では、実践編として、自分が見られたいイメージに合わせたスーツの選び方をご紹介します! […]

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